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GA4とSearch Consoleの数字を、毎週Slackに自動で届ける

目次
  1. 「見に行く」から「届いてくる」へ
  2. 構成:APIで読んで、週1回だけSlackに書く
  3. 設計で決めた3つのこと
  4. 月報は、振り返りを自動で始めるスイッチ
  5. 毎週の手作業の集計、自動化しませんか

MENTRAは、精神科・心療内科に特化した医療AIを開発している会社です。プロダクトだけでなく、自社の業務そのものも徹底的に自動化・AI化しています。 サイトのアクセス解析もその一つで、私たちは毎週月曜の朝、数字のほうからSlackに届く仕組みで運営しています。

ダッシュボードを開かなくても、その週の結論が数秒で頭に入る。浮いた時間はすべてプロダクトの開発と医療機関のサポートに使えます。この記事では、その仕組みの中身を公開します。

「見に行く」から「届いてくる」へ

GA4もSearch Consoleも、開けば詳しい画面があります。私たちが変えたのは、開くという行為そのものを不要にしたことです。

通知の形にすると、数字を見ることが誰かの記憶や意思に依存しなくなります。届いたものを読むのは数秒で、深掘りしたい週だけ管理画面を開けばいい。仕組みにした瞬間、続けるための努力が要らなくなります。 これは私たちが医療の記録支援で毎日実践している考え方——「人ががんばる」を「仕組みが働く」に置き換える——と同じです。

構成:APIで読んで、週1回だけSlackに書く

  • データ取得: GA4 Data API と Search Console API を、閲覧専用のサービスアカウントで読む
  • 実行環境: Supabase Edge Functions。スケジュールは pg_cron(毎週月曜9時に週報、毎月1日に月報)
  • 出力: Slackへテキスト5行。訪問数・流入の内訳・CV・検索の表示回数と順位・特記事項

グラフも表も付けません。通知の仕事は「今週は深掘りすべき週かどうか」を教えることだけ、と割り切っています。

設計で決めた3つのこと

1. 数字がゼロでも投稿する。 静かな週に通知が止まると、「動きがなかった」のか「仕組みが止まった」のか分からなくなります。ゼロはゼロと届くほうが、沈黙より情報量があります。

2. 取得に失敗しても投稿する。 一部の取得に失敗した行は「取得失敗」と明示したうえで、残りの行だけでも届けます。全体を止めない設計が、通知への信頼を作ります。

3. Search Consoleの集計遅延を、期間ごと明示する。 検索データは2〜3日遅れて確定します。集計の窓を3日前を終端とする7日間に置き、対象期間をメッセージに書く。細部ですが、数字を正しく読める形で届けるための要です。

この3つを入れると、同じ数字でも運用の形が変わります。

場面 見に行く運用 届く運用
気づくきっかけ 誰かが思い出したとき 毎週月曜の朝、届いたとき
動きの少なかった週 だんだん見に行かなくなる。止まったのか動きがなかったのか分からない ゼロがゼロとして届く
取得に失敗したとき 気づけない 「取得失敗」と明示された行が、残りと一緒に届く
深掘りするとき 毎回ダッシュボードを開く 気になった週だけ開く

月報は、振り返りを自動で始めるスイッチ

月次の通知には、数字に加えてその月の振り返りを始める1行を入れています。月1回の振り返りが人の記憶に頼らず、必ず始まる。これも「人ががんばる」を仕組みに置き換えた例です。

MENTRAのプロダクトでも、診療記録の件数や利用状況を運営の可視化として見に行かなくても把握できる形で医療機関に提供しています。数字は、届く形になって初めて運営の道具になります。

毎週の手作業の集計、自動化しませんか

こうしたご相談を、よくいただきます。

  • スプレッドシートに毎週手で転記しているアクセス集計や売上集計
  • 毎月作っている日報・週報・月報のとりまとめ
  • 会議のメモを清書して関係者に配る作業
  • フォームやメールで届く問い合わせの一次仕分けと通知
  • 複数のシステムから数字を集めて1枚の報告にまとめる作業

どれも、この記事と同じ考え方——「人ががんばる」を「仕組みが働く」に置き換える——で自動化できます。MENTRAは医療AIの開発で培ったノウハウで、ご提案にとどまらず、実装・運用まで含めた実行支援を行っています。自社で毎週実際に運用している実物がありますので、まずは現状の作業内容をお聞かせください。現状の棚卸しだけでも歓迎です。 お問い合わせからお気軽にどうぞ。

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