プロダクトアップデート
次回の予定を、日付つきで書くようになりました
診察の会話から次回の予定を読み取ったとき、「2週間後(9月17日)」のように診察日から数えた日付を添えて書くようになりました。カレンダーを見返さなくても、そのまま患者さんにお伝えいただけます。
日付は、会話での言い方に合わせて決まります。「4週間後」と言われたときはその表現を残して日付を添え、曜日まで話に出ていれば曜日も残します。会話に出ていない日付を足すことはありません。
日付を数えるのは、AIではなくプログラムの仕事にした
AIは「4週間後」のような数え方には強い一方、月の名前のような固有の値は音の似た別の語に寄りやすい性質があります。そこで日付の計算はプログラムで行い、AIには確定した答えだけを渡す形にしました。読み取りの優先順位も、相対的な言い方をいちばん強く、次に曜日から確定できるもの、最後に会話に出てきた日付そのものとしています。
検討して採らなかった形もあります。よくある取り違えを言葉の置き換え表で直す形は、どちらも実在する言葉なので正しい記録まで書き換えてしまいます。「推定です」と但し書きを添える形や、迷う日付を伏せる形は、結局いつなのかに答えないまま確かめる手間だけを残します。会話の最後にAIへ聞き直す形も試しましたが、記録が出るまでの待ち時間が延び、手で書いたほうが早くなりました。
確かめておいたほうがよい日付のときだけ、SOAP記録の上に短い案内が出ます。案内は記録の本文には書き込まないので、電子カルテへコピーする内容は変わりません。次の予約を口頭で決めて、あとから受付でカレンダーを見て取る。そうしたひと手間があれば、ご相談ください。
