プロダクトアップデート

薬の名前の聞き取りを高め、確かめたい箇所に印が出るようにしました

会話に出てくるお薬の名前を、より正しく聞き取るようにしました。精神科で毎日のように出てくるお薬を軸に、聞き取りの土台から見直しています。

見直したのは3か所です。ひとつはお薬の名前をまとめた辞書で、これまで記録の種別ごとに別々だったものを重ね合わせ、どの種別でも同じ語彙が効くようにしました。ふたつめは音の似た言い方を正しい表記に揃えるしくみで、実際の会話に現れた言い方をもとに広げています。みっつめは録音そのものの設定で、お薬の名前は子音の細かな違いで意味が変わるため、その帯域が残るように整えました。

本文を書き換えるのではなく、確かめたい箇所を横に置く

あわせて、確かめておいたほうがよい箇所に短い案内が出るようになりました。音声をもう一度お薬の名前だけ聞き直し、本文と食い違ったところだけを「「◯◯」は「××」かもしれません」という形でお伝えします。SOAP記録・看護記録・面談記録の画面に出ますが、記録の本文には一切書き込みません。電子カルテへコピーする内容はこれまでと変わらず、直すかどうかは医療者の判断のままです。

案内を本文の外に置いたのには理由があります。聞き直した結果で本文を書き換える作りにすると、直した箇所と直していない箇所が混ざり、あとから読む方にはどこがAIの判断で変わったのかが分かりません。薬の名前は取り違えたときの影響が大きいので、確かめる材料は差し出すけれども、記録そのものには手を入れない、という線を引きました。

案内が出るのは、聞き直した結果と本文が食い違ったときだけです。一致していれば何も出ません。全部の薬名に印を付ける形も採れましたが、印が増えるほど1つあたりの重みが下がり、確かめる価値のある箇所が埋もれます。

操作は1つも増えていません。これまでどおり録音して実行するだけで、聞き取りも案内も自動で働きます。

「同じお薬の名前を、毎回同じところで直している」——そうしたひと手間があれば、ご相談ください。手を増やさずに減らす形を一緒に考えます。

↑ このページの先頭へ

まずは、30分だけ話を聞かせてください。

今の記録の流れを伺うところからで大丈夫です。資料の準備は不要です。

精神科病院からメンタルクリニックまで、規模を問わず。院内の運用に合わせた調整もご相談ください。