プロダクトアップデート
次回予定の日付の精度を大幅に改善しました
精神科の診察で次回予定を読み取るとき、会話全体を見て、いちばん確かな根拠のある日付を選ぶようになりました。「4週間後に」と話したあとで「その日は休みなので10月19日に」と決まった診察でも、最後に決まった日付が記録に入ります。
話の途中で予定が変わることを前提にした
外来では、いったん決めた予定がその場で変わることがよくあります。担当医の外来日、患者さんの都合、連休。次回予定は患者さんへの案内にそのまま転記される欄なので、ここが会話の途中の言葉で止まっていると、受付で取り直すことになります。
そこで、どの言い方を優先するかではなく、どの日付に確かな裏づけがあるかで選ぶようにしました。いちばん強いのは、曜日が暦と合っている日付です。「10月19日の日曜」のように日付と曜日の両方が合っていれば、聞き間違いでその組み合わせになることはまずありません。次が会話の中で最終的に合意された日付、その次が「4週間後」のような相対的な言い方の近くで言われた日付、という順です。
判断の材料は、本番で実際に使われているSOAP記録から集めました。現場の方が次回予定の行を手で直した記録を読み、どの形が直されているかを数えたうえで順番を決めています。
「1ヶ月後」には日付を足さない
月単位の言い方は、言い方のまま残すようにしました。「1ヶ月後」は診察日と同じ日ではなく「来月のどこか」を指すことが多く、日付を添えると決まった予定のように見えてしまうためです。実際に記録を数えたところ、月単位の言い方に日付が添えられた行は現場で直されることが多く、反対に日付のない月単位の行に、あとから日付が足された例はありませんでした。
「2週間後」「3週間後」のような週単位は、これまでどおり診察日から数えた日付を括弧で添えます。会話に出ていない日付を足すことはありません。次回の予定について何も話されなかった診察では、欄は空のままにします。
この改善のあとも、現場で次回予定の行がどれくらい手直しされているかを毎週数えて、設計を見直し続けます。院内の様式や運用に合わせて調整できる部分も多いので、いまの記録の書き方をそのまま見せていただくところからでも、お気軽にご相談ください。
