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多職種カンファレンスの議事録は、なぜ後回しになりやすいのか
多職種カンファレンスの議事録は、「書かなければいけないのに、後回しになりやすい記録」の代表かもしれません。会議そのものに集中したい。かといって記録係を立てれば、その人は議論に参加しきれない。この記事では、医療機関のカンファレンス議事録に何が必要で、録音からの自動作成でどこまで負担を減らせるかを整理します。
カンファレンスの議事録には、何を書くのか
多職種カンファレンスの議事録に残すべきことは、大きく3つです。何を検討したか(議題と検討の経過)、何を決めたか(決定事項)、そして誰が何をするか(担当とやること)。
特に精神科では、医師・看護師・精神保健福祉士・心理職・福祉部門と、関わる職種が多く、それぞれの視点からの発言が方針を形づくります。「どの職種の、どの情報をもとに、こう決めた」という経過が残っていることが、あとから方針を振り返るときの土台になります。
議事録は、その場にいなかった職員への共有にも使われます。夜勤明けの看護師、非常勤の医師、あとから支援に加わる相談員——「あの方針はどこで決まったのか」に答えられる場所を一つ持っておくことに、議事録の価値があります。
医療のカンファレンスは、なぜまとめにくいのか
職種ごとに視点も用語も違うこと。複数の患者さんを続けて検討するため、話題の切り替わりが多いこと。そして、決まったことと「引き続き検討」が入り混じること。
議事録係ががんばってメモを取っても、会議のあとにそれを整えて共有できる形にするまでには時間がかかります。結果として「議事録はあとで」が積み重なり、決定事項が口頭の記憶に頼って運用されていく——多くの現場で起きていることだと思います。
録音から、議事録の下書きはどう作られるのか
MENTRAのAI議事録は、カンファレンスの録音から議事録の下書きを自動で作ります。あらかじめ予定議題を入力しておくと、話し合いの内容が議題ごとに整理され、決定事項とやることが分かれて残る形式に仕上がります。文字起こしには精神科専用の用語辞書を使っているため、多職種の専門用語や制度の用語も正確に扱えます。
仕上がりに違和感があれば、その場で録音からもう一度作り直すこともできます。作成の流れも、確定の漏れが起きにくい画面に整えています。参加者は会議に集中し、終わったら下書きを確認して確定する——議事録係の仕事が、「書く」から「確認する」に変わります。
議事録が、ほかの記録と並ぶと何が変わるのか
MENTRAでは、カンファレンスの議事録を、診察・看護・面談・福祉訪問の記録と同じ時間軸で扱います。カンファレンスで決めた方針の「その後」が、各職種の記録として同じ場所に積み重なっていく。決定と実行のつながりを追える状態は、多職種チームの動きそのものを支えます。
導入医療機関でも、利用は医師2名から始まり、看護・相談・福祉の部門を含む7名に広がっています。
