プロダクトアップデート
音声からの記録作成の精度を高めました
音声から記録を作る部分を、土台からそろえ直しました。文字起こし、どなたの発言かの切り分け、下書きの組み立て。この3つを同じ仕組みの上に載せ替えています。文字起こしの精度も話し手の切り分けの精度も上がり、できあがった下書きに手を入れる量が少なくなります。
直したかったのは精度そのものより、場面ごとのばらつき
作り替えた理由は、精度そのものよりもばらつきにありました。それまでは処理ごとに違う仕組みを継ぎ足してきたため、得意・不得意が場所ごとに違います。診察ではきれいに整うのに看護記録では崩れる、といった差が出ると、使う方は「どの場面なら任せてよいか」を経験で覚えることになります。土台をそろえておけば、一か所を良くしたときに、どの記録も同じだけ良くなります。
話し手の名前についても決め方を変えました。返ってくる名前をあらかじめ決めておき、その中からしか選ばれないようにしています。録音の前に設定した役割と、記録に出てくる呼び名が食い違いません。あわせて、音声を扱うすべての処理で、扱う範囲をその医療機関の中に閉じる作りをそろえました。
聞き取りのくせがどの記録でも同じになるので、直すときに目を留める場所も覚えやすくなります。
周囲に音のある訪問先での録音、早口の方や声の小さい方、話が重なりやすい複数名の診察。条件が整わない場面ほど、下書きを直す時間の差になって表れます。外来の合間に記録を仕上げる医師の方にも、訪問から戻って続きを書く看護師の方にも、診察の記録と看護記録が同じ日に同じだけ良くなっています。
AIカルテ・診療記録もあわせてご覧ください。
