プロダクトアップデート
カルテの下書きができるまでを短くしました
音声からカルテの下書きができるまでの時間を短くしました。
これまで別々に行っていた文字起こしと話し手の切り分けを、ひとつの処理にまとめました。あわせて、録音が終わった時点ですぐ処理を始めるようにしています。現在、診察が終わってから下書きができあがるまでの中央値は16秒です。次の患者さんをお呼びするあいだに、下書きが揃っている状態になります。
処理そのものを速くするのではなく、待っている時間を無くした
どこを短くするかを決めるにあたって、待ち時間の中身を実際の記録で調べました。時間を使っていたのは処理そのものよりも、次の工程が始まるのを待っているあいだでした。一定の間隔で様子を見てから次に進む作りだったためです。そこで、前の工程が終わった瞬間に次を始めるように変えました。加えて、同じ音声を文字起こしと話し手の切り分けで二度読んでいたので、一度で済ませています。
ただし、ひとつにまとめると、うまくいかなかったときに文字起こしと話し手の切り分けを同時に失います。速さのために確実さを落とさないよう、まとめた処理が想定どおりに終わらない場合は、従来の二段階の処理へ自動で切り替わるようにしました。変える範囲も診察の記録に限っています。看護記録と面談記録は安定して動いており、共通の仕組みに手を入れると、結果が読めない変更を全体に及ぼすことになるためです。
外来の診察がひと区切りついた時点で、下書きはもう待っている状態です。書き起こすところからではなく、確認と手直しから始められます。
AIカルテ・診療記録もあわせてご覧ください。
